自由研究のテーマ

こんばんは。

今日は地元の神社のお祭りがありました。3年ぶりだそうです。こども神輿をはじめ、ベテランの方々が踊ったりいろいろな内容で盛沢山でした。夏休みが始まり、お祭りがあってようやくあるべき姿に近付いてきています。

それとともに、まだ例のウイルスにより自宅療養をしている人がいます。軽症化してきており、即入院ではなくなってきているのですが、それでも普段の風邪とは違う症状で苦しいようです。

夏休みの自由研究に洗濯があります。日頃、洋服に付く汚れの種類を調べてみるといいですね。過去記事では様々なものを取り上げました。ジュース、泥、ハンバーグ、機械油・・・また、洗うものとしては座布団、クッション、カーテン、布団、枕・・・

家庭の洗濯においても温度、水の量、洗剤の量、洗剤の種類・・・いろいろ変えてどれが一番よく洗えたか?調べることができます。同じ洗剤を使っても、温度と水の量と洗剤の量を変えるだけで汚れの落ち方が変わってくると思います。

過去を振り返ってみると史上最強に汚れが落ちなかったものは墨汁と油性ペンなのではないかと思うのです。どの汚れが落ちないか?落ちやすいか?ということを調べてもいいと思います。大人になってからは脇汗の黄色いシミがしつこいように思います。これは何となくの経験なので、自由研究を通して調べてみる価値はあると思います。こういう時に都合のいい脇汗のついたシャツが出てこないのですが。それがあったら真っ先に「これを落としてみたら?」と提案できるのですがね。そううまくは行かないものです。

その、墨汁ですが成分を調べてみると「それは落ちない」とがっかりしてしまいます。カーボンブラックという炭の粉のような成分と合成樹脂という糊のような成分が混ざったものです。炭の粉は泥と同じ不溶性の成分で、繊維の奥に入り込みます。水にも溶けないですし、洗剤にも溶けないため、物理的な力で落としていく必要があります。泥と違い、糊のような成分がついているので、さらに絶望感があります。乾燥してしまうと、樹脂がかたまってしまい、汚れが固定されてしまうので、乾燥する前にやるというのが鉄則です。

ウタマロ石鹼でこすり、漂白剤をたらして歯ブラシでたたくという方法が今のところ最善かと思いますが、それでも全てきれいに落ちるわけではありません。

コインランドリーでの洗濯と家庭での洗濯の違いについて調べてもいいと思います。機械の違いでどこまで落ちるか?自由研究で検証してみてはいかがでしょうか?