自由研究のテーマ(社会科編)

おはようございます。

鬼のような暑さから一転して、気温は低くなりました。それでも湿度はあるので、一仕事すると汗が噴き出します。

夏休みの自由研究のテーマとして「SDGs」について調べてみるというのはいかがでしょうか?これは2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標です。一言でいうと「持続可能な社会を作るための目標」といえます。17のゴールと169のターゲットから構成され、発展途上国のみならず先進国自身が取り組むものです。もちろん日本も積極的に取り組んでいます。環境にも配慮しながらもよりよい社会にするためにわたしたちは何をしていけばよいのでしょうか?

例えば使い捨てカイロで水をきれいにする活動があります。この活動はSDGsの目標のうち「13気候変動」「14海洋資源」に貢献します。「使い捨てカイロを集めて送る」ということはわたしたちができる活動の一つです。

SDGsに積極的に取り組んでいる会社を調べてもいいと思います。環境に配慮した商品を作っている会社、省エネ商品を作っている会社・・・いろいろあると思います。

コインランドリーの利用もSDGsに貢献しています。コインランドリー事業がSDGs協会から認定を受けています。節水技術の高い洗濯機を使用していること、活性水を使用することで少ない水でも効果的に汚れが落とせることがあげられます。また洗剤も汚れを落とす効果はもちろんですが、環境面にも配慮した天然成分由来のものを使用しています。これにより排水への負担を減らすことができます。また、乾燥機はガスを燃やした熱を直接使用するため、効率よく乾かすことができます。電気を利用するとどうしてもエネルギーロスが生じてしまいます。燃料を燃やした時に発生する水蒸気を使ってタービンを回して電気を作り、さらに長い送電線を使って電気を運び、電気を熱に変換して乾かすという工程が必要です。この長い工程の間にエネルギーロスが生じてしまいます。特に送電線で運ぶ間のロスは企業努力により減らすことはできていても2020年の段階で4%あります。燃料の熱をそのまま乾燥に使えればロスはゼロです。乾かす時間を短くできる分さらに使うエネルギーを減らすことができます。

コインランドリーを利用するだけで水資源を守り、エネルギーを減らしていくことができるのです。